【インタビュー】株式会社セキュリティパートナー 九州での情報セキュリティ人材育成を目指して

「Mol.t入居者インタビュー」は、入居企業の事業やMol.tでの日常や活動に焦点を当て、その魅力と今後の展望を紹介する企画です。コミュニティマネージャーの視点も交え、Mol.tがビジネスに与える影響を探ります。
企業プロフィール
- 入居時期:2025年5月1日
- 会社名:株式会社セキュリティパートナー(本拠地:名古屋)
- 代表者名:浅野環
事業内容
- 情報セキュリティコンサルティング事業
- プライバシーマーク認証更新支援
- ISO27001認証更新支援、BCP策定支援
- ISO42001(AIマネジメントシステム)コンサルティング事業
- 地域防災・企業防災研修事業など
Mol.t入居のきっかけ
ーー株式会社セキュリティパートナーの浅野代表に、入居の決め手について伺いました。

浅野代表:九州での販路開拓を進める中で、福岡の立地の良さに注目しました。空港・鉄道・道路網の結節点として、移動の利便性が抜群です。さらに、Mol.tのコミュニティを通じて様々な団体や企業、施設とのつながりを紹介いただけることも大きな魅力でした。1席単位のコワーキングから個室までプランも幅広く、これらが決め手となりました。
福岡での新たな挑戦
現在、浅野代表が特に力を入れているのが「九州地方の企業向け生成AIの利用における情報セキュリティ対策コンサルティング」です。ISO27001やプライバシーマーク事業者向けに、生成AI利用ルールの落とし込み支援を行っており、認証取得については「5年で九州で100社」という意欲的な目標を掲げています。
さらに、九州地方のセキュリティ人材育成にも注力し、セキュリティコンサルタントやセキュリティエンジニアの育成を通じて「10年で100名」の人材輩出を目指しています。
Mol.t入居後のビジネスへの影響
ーーMol.tの環境が事業に与える影響について、浅野代表は次のように語ります。

浅野代表:Mol.tのビジネスサポートにより、エンジニアカフェ(※)でのセミナーが行えるようになりました。駅に近いので移動が楽で、お客様へ場所の説明もしやすいです。館内の設備も利用しやすく、日常業務の効率が向上しました。さらに、多様な業種のビジネスパーソンが集まるMol.tのコミュニティで今後の展開に向けて、色々なつながりができそうなので期待を寄せています。
(※)エンジニアカフェ:福岡市中央区にあるエンジニアに特化したコワーキングスペース
Mol.tの魅力
浅野代表:いつもいろいろと気にかけていただいて、九州の知り合いが少ない中、本当にありがたいです。入居者様とのご紹介の機会も、貴重な財産となっています。入居企業向けの情報セキュリティ講座、特に生成AIの利用に関する講座ができたら良いですね。
コミュニティマネージャーの視点
浅野代表のAIセキュリティに関する知見がMol.tの入居企業に新たな学びをもたらし、コミュニティ全体のセキュリティ意識向上につながると感じています。浅野代表が目標とされている100社の支援、100名の人材育成を後押ししていきたいですね。Mol.tの連携ワークスペースでの研修や、配信スタジオを活用したオンライン講座の展開などもサポートしていけたらと思っています。
株式会社セキュリティパートナーは、Mol.tを拠点として九州地方の情報セキュリティ向上と人材育成に貢献し続けています。AI時代の新たなセキュリティ課題に立ち向かう同社の今後の活動にご注目ください。
関連情報
福岡進出の動画:https://www.youtube.com/watch?v=n8wdPBOCOcs