【インタビュー】株式会社studio SCOP | 建築から広がる、楽しく、ワクワクする「場づくり」への挑戦

株式会社studio SCOP　代表取締役　横田 貴大 様

「Mol.t入居者インタビュー」は、入居企業の事業やMol.tでの日常や活動に焦点を当て、その魅力と今後の展望を紹介する企画です。コミュニティマネージャーの視点も交え、Mol.tがビジネスに与える影響を探ります。

企業プロフィール

事業内容

Mol.t入居のきっかけ

ーー株式会社studio SCOPの横田代表に、入居の決め手について伺いました。

横田代表：2025年4月ごろ、以前からよく訪れていたカフェの隣にMol.tがあり、見学できることを知って訪れたことがきっかけでした。 当時フリーランスとして活動拠点を探しており、24時間利用できること、建物前の公開空地を活用できること、入居者同士のコミュニケーションが盛んな雰囲気、自宅から10分以内で通える立地、そして博多駅筑紫口側の落ち着いた環境、案内を頂いたMol.tスタッフの対応が良いことが最終的な決め手となり、「ここしかない」と感じて入居を決めました。  

Mol.t 最大の魅力

横田代表：Mol.t最大の魅力は、運営スタッフの方々の存在です。 こちらの展望や考えを丁寧に聞いてくださり、必要な情報を提供してくださるなど、サポートが非常に手厚く、しかもフラットな関係性で関われます。 社内でも社外でもない“第三の存在”として相談できる環境は、他の施設にはなかなかない大きな価値だと感じています。Mol.tがこれからも、人と人が自然につながる「HUB」として発展していくことを期待しています。私自身もその一員として関わりたいと思っています。

株式会社studio SCOPが力を入れている事業と新たな挑戦

ーー株式会社studio SCOPの横田代表に、事業と新たな挑戦について伺いました。

横田代表：現在は建築デザインが主軸です。 設計事務所で企画から完成引渡しまで約10年間携わり、携わった件数は100件超。 その経験を活かし、建築だけでなく運用や関係者支援、課題解決まで含め一貫した「場づくり」に取り組んでいます。 新たな挑戦としては、設計で磨いた“構造化・仕組み化”の力で課題を共に解決する共創プロジェクト「信じるしくみ。」、公開空地を活用したコミュニケーション活性化プロジェクト「ぽぽぽ」、暮らしを拡張し移動可能な拠点をつくる「+PORTUS」など様々な企画を構想中です。 いずれも“楽しく、わくわくする場づくり”につながる取り組みです。  

Mol.tの環境が事業に与えた影響

横田代表：現在構想している企業内コミュニケーション活性化プロジェクト「ぽぽぽ」は、公開空地でキッチンカーに訪れた方が休憩している様子から着想を得たものです。 また、入居企業の方々と日常的に会話することで、新しい企画のヒントや多様な視点からのアドバイスを頂く機会が多く、事業づくりや自分の考えの整理・発展に大きな刺激と支えをもらっています。 

人との出会いとつながりが、私にとって最も大きなターニングポイントです。 現在の仕事は、これまで関係を築いてきた方々とのご縁から生まれています。 Mol.tに入居を決めた際も、見学時に丁寧に案内していただき、この場所で活動していく未来がくっきりと描けたことが決め手でした。案内してくださったMol.tスタッフの野上さんには心から感謝しています。また、いつも企画の種の段階で話を聞いて下さるMol.tスタッフの嶋田さんには、いつも具体のアドバイスなどをして頂き助けて頂いており、感謝しています。

今後の展望とMol.tの入居を検討されている方々へメッセージ

ーー最後に、横田代表に今後の展望とMol.tの入居を検討されている方々へメッセージを頂きました。

横田代表：現在はプロジェクトごとに最適なメンバーを選任しながら進めていますが、今後はパートナー企業や協力者を増やし、「楽しく、わくわくする場をつくる」という理念に共感する仲間の集団をつくりたいと考えています。また、複数の事業がそれぞれ自走し始めたら、それらを連携させることでより豊かな“エリアづくり”にも挑戦したいと考えています。Mol.tの入居を検討されている企業様には、この場所の雰囲気やテーマに少しでも共感する部分があれば、ぜひ仲間になっていただき、一緒に“わくわくする場づくり”ができたら嬉しく思います。  

Mol.t コミュニティマネージャーの視点

Mol.tでお話をするたびに、場づくりや将来のわくわくする構想を語ってくださる、株式会社studio SCOP代表の横田さん。地域の文化交流拠点の役割も担う「Mol.t」のコミュニティマネージャーとしては、建築のプロフェッショナルである横田さんが、Mol.tをお選びいただいたことを、大変嬉しく思っております。Mol.tで企画する入居者交流会にも積極的に参加してくださるおかげで、運営者として非常に心強く励みになっております。これからも一緒に「場づくり」をおこなうパートナーとして、時にはMol.t運営者と入居者という枠を超えて、共に楽しく、わくわくしながら歩んでいきたいと思います。