『DESCENTE』『UMBRO』を発信したい。九州での発信拠点としてMol.tを選んだ理由とその活用術

Mol.tの入居者にインタビューする企画、第二弾。

今回はデサントジャパン株式会社 デサントマーケティング部門 販売部の藤さん(以下、藤氏)にお話を伺います。デサントジャパン株式会社は、多くの方に知られるスポーツメーカーで、東京・大阪に事業所を構える一方、九州や福岡での事業拡大のためにMol.tを拠点として活動している大手上場企業です。

藤氏のミッションは、『DESCENTE(デサント)』、『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』、『UMBRO(アンブロ)』の3ブランドを九州で広めることです。特にアンブロは、ブランド生誕100周年を迎えることもあり、イベント実施や記念商品の販売、アパレルブランドとのコラボなど、様々な企画でSNSでの登場機会が増えており、世界的に盛り上がりを見せています。

そんなデサントジャパンの福岡サテライトオフィス(Mol.t)で働く藤氏は「Mol.tは展示会もでき、入居者同士の交流も盛んで、業務にも役立っている」と話してくれました。

■入居年月:2023年4月にMol.tに入居、2名部屋をご契約中

■企業情報:デサントジャパン株式会社

「すべての 人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念とし、

幅広いスポーツシーンを複数のブランドを展開することでサポートしています。

*詳細はこちらより

ブランドを九州に広めるミッションに日々取り組む

── まずは、御社がどんな事業を展開しているかについて教えて下さい。

藤氏:デサントジャパンはスポーツをしている方ならば聞いたことがあるかもしれませんが、さまざまなカテゴリーでブランドを展開しています。その中には、『UMBRO(アンブロ)』、『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』、『le coq sportif(ルコック スポルティフ)』、『arena(アリーナ)』、『Munsingwear(マンシングウェア)』などがあります。     

── 藤さん自身はどんなお仕事をされているのでしょうか。

藤氏:1998年に新卒でデサントに入社し、現在まで26年間勤務しています。所属している部署は西日本エリアの『デサント』、『ムーブスポーツ』、『アンブロ』を取り扱う部署です。私は福岡在住で九州エリアの専門店やチームを担当し、営業活動を行っています。また、サッカー大会や野球大会を開催して直接ユーザーと触れ合い、貴重な意見をいただく機会もあります。また、そのような大会などでブランドのSNSやブランドサイトを紹介し、九州のお客様にブランドを広めることもミッションの一つです。

── 福岡サテライトオフィス(Mol.t)はどんな組織体制ですか?

藤氏:当社は東京と大阪がメイン拠点となっています。福岡には、私を含めて常駐しているのは2人だけです。私が入社した頃には福岡支店に40人ほどいたのですが、システムの向上により、さまざまな業務が効率化する流れになりました。その結果、現在の組織体制に変化しました。

▲『ムーブスポーツ』のブランドバナー

はじめは利便性重視でワークスペースを探していた

── 入居したきっかけから改めてお伺いできればと思っています。

藤氏:以前の組織では、九州は福岡オフィス、大阪から山口までは大阪オフィスの部署が担当していましたが、ちょうど1年前に組織が変更されました。西日本の地域が一つのグループにまとまることになり、福岡駐在の人数も2名になったため、コンパクトでアクセスしやすい便利な場所を探すことになりました。

── 他の施設も検索されたと思いますし、情報収集もされたかと思います。どのようにMol.tにたどり着いたか教えてください。

藤氏:ゲストが来る際には飛行機や新幹線が主な手段になるため、やはり博多が便利でした。それに、私たちが通いやすい中間地点としても博多が良いと思い、博多駅周辺でいくつかの施設を見学しました。広さや価格、サービス面で比較検討し、全部で4件見学に行き、最後にMol.tを見学したと思います。

── Mol.tの決め手はなんだったのでしょうか?

藤氏:設備が新しくて綺麗で、他の近隣のワークスペースと比較して静かで集中できる環境が良いと感じました。雑音がない空間で作業できることや、ドロップインがない入居者だけが利用できるスペースも魅力的でした。当時の課長がMol.tを気に入ったのですが、今はその課長は東京に転勤していますね(笑)。

── 実際に入居してみていかがでしょうか?

藤氏:やはり、おしゃれなインテリアは気分が上がりますよね。Mol.tでは、インテリアのデザインが素晴らしいだけでなく、定期的にインテリアの模様替えが行われるので気分転換にもなります。BGMも心地よく、おそらく他のワークスペースにはない特徴だと思います。

入居してから気づいた、Mol.tの付加価値

── Mol.tのオープンスペースを利用して展示会を定期的に行っていますよね。

藤氏:営業活動を行う際にはやはり展示会が重要ですね。お客様をお招きして、Mol.tの広々としたスペースを利用できるのは大変ありがたいことです。以前は別の場所を借りていたこともありましたが、日程調整や現地までの移動の手間を考えると、こちらで即座に展示会を開催できるのは大きな利点です。会議室に隣接した広々としたスペースは使いやすく、荷物の保管や受け取りもスムーズに行えるので、非常に助かっています。

── 入居者同士のコミュニケーションについてはいかがでしょうか?実際に感じていることを教えてください。

藤氏:Mol.tの入居者は業種が異なるため、普段接することのない人々と出会い、新たな刺激を受けることができますね。特に、ランチ会での入居者同士の交流は楽しみの一つです。その場を通じて、『デサント』に関する話題が出ることで、入居者の方々に知っていただくきっかけになります。新たなファンが増えることもあります。たとえば、入居者から「お店で見ましたよ」「息子がアンブロを買ってきた」という話を聞くと、とても嬉しいですね。

──つまり、 藤さんの業務においてMol.tはPR活動に役立っているということですか。

藤氏:そうですね。展示会のしやすさだったり、他の企業・入居者とのコミュニケーションを通じて情報を発信する場としてMol.tは非常に有効です。スポーツをされていない方にはまだまだ『デサント』や『ムーブスポーツ』の認知度が低いため、Mol.tで当社取り扱いブランドの話をすることや情報発信をすることは重要だと考えています。お店に行ったときに「あ!」と思い出してもらえれば嬉しいですね。

── 今後、Mol.tでこんなことをやりたいという具体的なアイデアはありますか?

藤氏:当社主催の大会やイベントがあるので、それを告知する場があると嬉しいですね。また、直営店でイベントもありますので、そういった告知もMol.tで行えればと思っています。

── 最後に藤さんが考える『WORK LIFE FULLNESS※』を教えて下さい。

藤氏:育児と仕事の両立をどう図るか、それが日々の課題です。私の娘が4歳で、9時半から16時半の時短勤務で働いているので、効率的かつ楽しく過ごすことが大切だと思っています。自分が楽しくしていると子供にも良い影響を与えると信じています。

※WORK LIFE FULLNES:Mol.tのブランドコンセプトである「働き方と暮らし方の両方を充実させる」という造語。

── これからの働き方についてどう考えていますか?

藤氏:長年働いてきた中で、会社の魅力や働きやすさを感じています。上司や同僚との関係も良好で、商品自体にも魅力を感じていますし、デサントに誇りを持っています。

来年は『ムーブスポーツ』が日本で生誕して20周年、今年は 『アンブロ』がイングランドで生誕して100周年を迎えます。これからも、デサントやブランドの成長を支え、その魅力を広める一員として、自らも成長していきたいと思っています。

『アンブロ』100周年の記念ポスター

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